中学野球で硬式と軟式はどっちを選べば良い?メリットとデメリットのまとめ!

野球

「中学野球で、硬式野球と軟式野球はどっちに入った方がいいんだ」

「息子をプロ野球選手にさせたいが、どっちが良いのか」

「もっと野球を上手くなるにはどっちに入った方が良いのか」

「あまりお金を掛からないのはどっちなんだ」

と悩んでいる色々悩んでいる、野球少年や保護者の皆さん!

この選択はとても重要な選択になります。どっちを選ぶかによって今後の人生が左右してくかもしれないぐらい大事だと思います。

まだ、小学低学年の時はあまり考えなくてもいいと思いますが、高学年になると気に掛けるのも良いかもしれません。特に小学6年生とその親御さんはとても悩むと思います!重要な選択なのでしっかり悩んでください!

そこで、今回は中学での軟式野球と硬式野球のメリットとデメリットを自分なりにまとめてみました!

硬式、軟式に悩んでいる方はこの記事を読んで今後の参考にしていただければと思います!

 

プロ野球で活躍している中学時代

現在プロ野球で活躍している選手のほとんどが中学校の時は硬式野球をしてたと思っている方も多いのではないかと思います。

それは大きな間違いです!!!

現在(2020年)活躍しているプロ野球は中学時代は軟式野球でプレーしている選手も多いです!

2018年の割合ですが、プロ野球の全体の44%で半分近くは軟式野球出身です!!

驚きましたか?硬式出身も軟式出身もほとんど半分らしいですね!

私も調べたときに驚きました!もう少し硬式出身が多いと思っていました!(笑)

これから現在プロ野球で活躍している選手の中学はどっちでプレーしていたのかを紹介したいと思います。

軟式出身の主な現役選手

・糸井 嘉男選手(阪神タイガース)

・近本 光司選手(阪神タイガース)

・青木 宣親選手(東京ヤクルトスワローズ)

・小川 泰弘選手(東京ヤクルトスワローズ)

・今永 昇太選手(横浜DeNAベイスターズ)

・大瀬良 大地選手(広島カープ)

・菅野 智之選手(読売巨人)

・丸 佳浩選手(読売巨人)

・梅津 晃大選手(中日ドラゴンズ)

・岸 孝之選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)

・千賀 滉大選手(福岡ソフトバンクコークス)

・柳田 悠岐選手(福岡ソフトバンクホークス)

・石川 歩選手(千葉ロッテマリーンズ)

・太田 泰示選手(北海道日本ハムファイターズ)

・山岡 泰輔選手(オリックスバッファローズ)

・山川 穂高選手(埼玉西武ライオンズ)

硬式出身の主な現役選手

・坂本 勇人選手(読売巨人)

・鈴木 誠也選手(広島東洋カープ)

・堂林 翔太選手(広島東洋カープ)

・高橋 周平選手(中日ドラゴンズ)

・秋山 拓巳選手(阪神タイガース)

・乙坂 智選手(横浜DeNAベイスターズ)

・中田翔選手(北海道日本ハムファイターズ)

・鈴木 大地選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)

・森 友哉選手(埼玉西武ライオンズ)

・吉田 正尚選手(オリックスバッファローズ)

・松田 宣浩選手(福岡ソフトバンクホークス)

・荻野 貴司選手(千葉ロッテマリーンズ)

 

主な選手がこんな感じになります!!!

ちなみに今年2020年開幕投手で日本人投手の全員が軟式野球出身という結果になりました!!

前までは「中学で硬式野球に入った方が高校に有利」「中学で硬式をした方がプロ野球選手になりやすい」と言っていた人もいましたが、現在は違うのかなと思います。

上記の記載していますが、現在プロ野球で活躍している菅野選手、柳田選手、山川選手などは中学時代は軟式出身でした。

かと言って硬式ではなく軟式に入った方がいいという訳ではありませんよ!!!

 

これから硬式野球と軟式野球のメリット、デメリットを紹介させてもらいます!!

※下記に記載することが絶対という事ではありません!20年以上野球を経験してきた私の考えで記載させてもらいます)

硬式野球

チームの種類について

全国には学校の部活動でも硬式野球部の所もありますが、学校の部活動とは別のクラブチームの方が多いのではないかと思います!!

メリット・デメリットについて

メリット

 レベルの高い野球が出来る

部活動は、外部からコーチが来るところもありますが殆どが学校の先生が指導者になると思います。ですが、硬式野球のクラブチームは部活動より監督・コーチ外部の方々なので、野球の知識が高い指導者が集まっている可能性もある。などの指導者が充実しているのは確かです。

最近元プロ野球が高校の監督になっていニュースをネットで見かけますよね!中学野球でも元プロ野球が監督のチームもありますよ!

高い野球知識を持った方々が多い事や少年野球で上手だった選手がクラブチームには多く入団する印象です。なのでレベルの高い野球が出来るのではないかと思います!レベルの高い所で野球をすると互いに刺激をしあいながら日々を送ることが出来るので自然と野球が上達するのではないかと思います。

※軟式野球のレベルが低いという訳ではありません。より高いステージで野球を出来る可能性があるという意味です。

 大会が多い

ジャイアンツカップ、リポビタンカップ、ミズノ旗杯、中日ドラゴンズカップ、ホークスカップ、タイガースカップなど全国各地で様々な大会がある印象です。やはり練習や練習試合ばかりしても面白くないと思います。色んな大会に出て活躍して高校にスカウトされて行く選手もいるので大会が多い事は良いですよね!

 高校野球に早く適応できる

ボールの大きさや重さは異なると思いますが、性質自体はあまり変わらないと思うので、高校に入学してボール慣れをしているのは確かです。

軟式野球をしていた選手が、高校入学までに硬式ボールの練習をしていても、中学で硬式をしていた選手の方が始めは適応しやすいです。

 チームを決めやすい

軟式野球は、地域に軟式のクラブチームがあればまだ選択肢はありますが、部活動では入学している中学校の部活にしか入れません。一方、硬式のクラブチームは地域によっては多くのクラブチームがあるので選択をしやすいです。(中には入団テストが必要なクラブチームもあります)

 高校に特待生や推薦で入りやすい

各クラブチームによって、高校と繋がりがあるので特待生や推薦で高校に入りやすいです。また上記に記載もしましたが、硬式野球は大会が多いのです。なので全国大会に出場できるチャンスも多いので活躍次第では全国の高校からスカウトされる可能性も上がりますよね!

「絶対〇〇高校で甲子園に出たい」と思っている方は、目指している高校の選手がどこの出身クラブチームが多いのかを調べるのもいいかと思います!

デメリット

 費用が掛かる

軟式野球より硬式野球の方が費用は高くなります。

グローブ、バッドは硬式野球の方が質がいい素材を使っているので高いのは当たり前ですが、他にもチームで練習着をそろえたり、バッグを揃えたりなど部活動以上に野球一式を揃えなくてはいけないケースが多いです。

 怪我をしやすい

軟式のボールはゴムなので多少は痛いと思う方もいますが、大怪我をする可能性も低いと思います。一方、硬式野球は、軟式と比べて硬くて当たっても痛いです。当たって骨折する可能性もあります。現に私も、軟式野球時代に一切怪我したことなかったのですが、高校で手首にデッドボールが当たって骨折をしてしまいました。

また、重さも軟式と比べて硬式は重いので投げる際に肩・肘への負担が大きいです。特に投手は、しっかりケアをしないと怪我しやすいのが印象です。

 保護者の負担が掛かる

部活動は、学校のグラウンドを使うことが多いですが、クラブチームはどこかの公園のグラウンドや野球場を使用します。なので、学校が終わって一回自宅に帰って自転車で行く人が多いですが中にはグラウンドが遠い所にあり、保護者さんが来るまで送迎しなくてはいけないケースがあります。

他にも保護者会があったり、練習のお茶当番があったりなど、保護者さんへの負担が掛かる場合があります。

※保護者会やお茶当番がないチームもあります。

軟式野球

チームの種類

地域によっては、クラブチームが近くにあるところもありますが、ほとんどが部活動だと思います。

メリット・デメリットについて

メリット

 費用が安い

硬式野球と比べて、オーダーメイドとかをしない限り安くなるは間違いないです。また、クラブチームみたいに同じ道具を合わせる可能性もあるので安く済みます。

 怪我をしにくい

上記にも記載しましたが、軟式ボールはゴムなので個人差にはよりますが当たってもさほど痛くないですし、骨折などをするリスクも少ないのではないかと思います。また、ボールも軽量なので身体対する負担も硬式よりは軽減します。

 移動負担が少ない

ほとんどのチームが、練習は学校のグラウンドなので移動距離が短いです。試合の時は、場合によって自転車で他校や野球場に行かなくてはいけませんが、硬式のクラブチームよりは負担は少ないのではないかと思います。

 休みがしっかりとれる

部活動は、試験期間中は休みの学校が多いので勉強も頑張りたい人は良いかと思います。また、部活の時間も決まっていますのでクラブチームみたいに遅くまで練習がなく短期集中で取り組めます!

デメリット

 高校野球に適応するのが少し遅れる

軟式と硬式はボールの性質や重さが違うので、まず軟式出身の選手は慣れることが一番初めの課題です。高校入学前から硬式ボールに慣れておかないと、入学して先を越されてしまう可能性が高いと思います。

しっかり慣れていても、試合での経験はないので少し不利なのではないかと思います。

私も中学時代は、軟式出身で中学3年生の8月には高校も決まったので、入学前の早い期間から硬式ボールで練習したのですが入学して硬式野球経験者の方が試合慣れしているので少し負けている感はしました。

ですが、自分の努力次第ですぐに適応できます!無理はせずに頑張ってくさい。

 練習時間が限られる

軟式のクラブチームは別ですが、部活動は時間に制限があるところがほとんどです。限られた時間の中で効率よく練習をしなくてはいけません。

 顧問が野球経験者じゃない事もある

野球経験がない先生が顧問になるケースがたまにあります。私の中学もあとから変わりましたが、最初は柔道経験の先生が顧問でした。この様なケースの学校は、自分たちで考えて練習をしなくてはいけません。ある意味いい経験ですが、やはり指導者の的確なアドバイスは必要ですよね。

 年功序列で試合に出るケースがある

明らかに下級生の方が上手でも、3年生だから試合に出す・ベンチに入れるという野球部もあります。これは、野球経験ではない顧問の野球部に多いケースです。中にはキャプテンが決めるところもありますが、責任感があるのかどうか知りませんが、めちゃくちゃなスタメン、ベンチメンバーを決める顧問もいます。

※このケースは少ないです。

おわりに

少しは参考になりましたか??

絶対硬式に入った方がいい、軟式に入った方がいい

という事は言いません。

どちらも利点があれば欠点もあります。

今後どんな選手になりたいのか(なってほしいか)、どんな野球像を描いているのか考えて決めましょう!!

どっちを選んでも努力は必要不可欠です!!!!

しっかり練習をして夢を掴んでください!!!

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