2020年のプロ野球は新型コロナウイルスの影響で開幕が3ヶ月近く伸びて6月19日の開幕となりました。
試合数も例年では143試合でしたが120試合となり23試合も削減されました。また、交流戦やオールスターゲームなどのイベントも中止。試合の日程も主に月曜日の移動日以外は試合という詰め詰めの日程で選手達にとても負担となる大変なシーズンとなりました。
そんなシーズンの中、セリーグを制したのは読売巨人でした！
巨人は2年連続のセリーグ制覇で2位の阪神とは7.5ゲーム差を開いての優勝でした！
今年は新型コロナウイルスの影響でパリーグのみクライマックスシリーズが開催されたので巨人は自動的に日本シリーズに進出しましたが、結果は昨年同様4連敗でソフトバンクホークスに日本一の座を許してしまいました。
来シーズンに課題を残してしまいましたが、それでも巨人は以前のような強さに戻ってきているのではないかと思います。
今シーズンは未来の巨人軍を背負っていく若手の活躍が見られましたね！
数人を紹介していきたいと思います。
2020年ブレイク選手
戸郷 翔征
（2020年成績：防御率2.76、登板数19、勝利9、敗戦6、奪三振106）
2018年のドラフト6位で高卒入団。150キロを超えるストレートが持ち味で、昨シーズンのプロ1年目から1軍のマウンドに立ちます。勝てばリーグ優勝が決まる試合でプロ初先発や日本シリーズでも登板しました。今シーズンはローテの一角を守りリーグ優勝に大きく貢献しました。勝利数も菅野選手に次ぐ2位となり存在感を見せました。来シーズンもチームの中心選手として頑張ってほしいです。
大江 竜聖
（2020年成績：防御率3.11、登板数43、勝利3、敗戦0、奪三振30）
2016年にドラフト6位で高卒入団。昨シーズンは開幕1軍を掴んだが、結果が残せず2019年の登板数は8試合という結果になった。2軍の試合でも5点台と課題を残してしまった。今シーズンは、昨年度の5倍以上の登板数を残しプロ初勝利も掴み取りました。来シーズンも今年以上に登板をしてチームに貢献してほしいです！
松原 聖弥
（2020年成績：打率.263、本塁打3、打点19、盗塁12）
2016年に育成ドラフト6位で入団。昨年は2軍で96試合に出場し17盗塁を記録したが、失策も多く1軍デビューとはならなかったが、今シーズンは1軍の座をつかみ取り86試合に出場。課題の守備も失策1と克服傾向。課題として、得点圏打率（今シーズン.216）をもっと上げていき、持ち味である足をもっと生かしてほしいと思います。今シーズン盗塁数は12だったのでランキングに入れるように頑張ってほしいです！
他にも北村選手、若林選手、岸田選手が1軍で貢献しました。
2020年シーズンのように若手の活躍は見られるのでしょうか？？
2021年の注目選手・ブレイク候補選手を考えたので紹介したいと思います。投手・野手で分けました！
2021年注目選手・ブレイク選手
投手
①沼田 翔平
（2020年成績：防御率10.38、登板数5、勝利0、敗戦0、奪三振3）
2018年に育成3位で高卒入団。伸びのあるストレートが持ち味で、2020年のオープン戦で6試合に登板し1失点と成績を残し支配下登録を掴みましたが、開幕後は1軍に初登板をするも成績を残せず2軍生活を多かったシーズンとなりました。投手層は暑いですがしっかり成績を残していき来シーズンはブレイクしてほしいですね！
②平内 龍太
2020年のドラフト1位で入団。身長185センチ、体重90キロと体格は申し分なし。投げてはMAX156キロ、角度のあるストレートや縦スライダー・カーブ・SFFで打者をねじ伏せます。大学4年の秋には東都リーグでMVPや最優秀投手、ベストナインの3冠を獲得しました。1年目から活躍してほしいです！
野手
①山下 航汰
（2020年成績：なし）
2018年に育成ドラフト1位で入団。バットコントロールが持ち味で昨年の夏に支配下登録を成し遂げました。高卒ながら2軍で首位打者を獲得し、1軍でも初安打を記録しました！2020年のシーズンは怪我に泣かされ、1軍での成績はなくオフには自由契約となってしまいましたが、再び育成で再契約を結びました。再び支配下登録を掴んで1軍で結果を残してほしいです！
②増田 陸
2018年にドラフト2位で入団。坂本勇人の後継者として期待されてる選手です。まだ1軍での成績はありませんが、未来の大砲候補の1人です。2020年の2軍成績もあまり残せていませんが、持ち味である打撃を開花してほしいですね！
（2020年成績：無し）
おわりに
巨人は、選手層が厚く中々若手が試合に出ることは簡単にはいかないと思いますが、坂本選手、丸選手、菅野選手、岡本選手みたいに日本を代表する選手になれるチャンスはあるので頑張ってほしいです。
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