2020年のプロ野球は新型コロナウイルスの影響で開幕が3ヶ月近く伸びて6月19日の開幕となりました。
試合数も例年では143試合でしたが120試合となり23試合も削減されました。また、交流戦やオールスターゲームなどのイベントも中止。試合の日程も主に月曜日の移動日以外は試合という詰め詰めの日程で選手達にとても負担となる大変なシーズンとなりました。
千葉ロッテマリーンズはリーグ順位は2位という結果となりました。
ちなみに1位は宿敵ソフトバンクでした。
ロッテはソフトバンクに対して対戦成績は良く、2020年シーズンも12勝11敗と1つ勝ち越しをしています。9月までは戦績良かったですが、10月からは2勝9敗と大きく負け越してしまいました。原因としては主力選手が新型コロナウイルスによって試合に出場できなくなり、戦力ダウンをしたのが大きな原因の1つではないかと思います。9月までロッテは波に乗っていなので凄く惜しかったですね。2位になるのも素晴らしい事ですが、「コロナさえなければ」と悔やんでしまいますよね。あと一つは、助っ人外国人の「レアード選手」のケガによる欠場も大きかったと思います。レアード選手がいれば打線もかなり違っていたと思います。
クライマックスシリーズは2戦とも先制点を取りましたが、逆転を許してしまい、日本シリーズ進出とはなりませんでした。
ロッテを降したソフトバンクは日本シリーズで巨人と対戦し4連勝で4年連続の日本一に輝きました。ソフトバンクは文句なく強いですが、ロッテも負けてないと思います。
2020年のシーズンは新たな選手の活躍が見られました。主な選手を紹介しています。
では紹介していきたいと思います。
2020年ブレイク選手
小野 郁
(2020年成績:登板数40、防御率3.23、勝利2、敗戦2、奪三振32)
2014年のドラフト2位で楽天に入団。2019年のオフにトレードでロッテに入団。150キロを超える真っすぐとキレのあるスライダーが持ち味の右腕。2019年に自己最多の13試合に登板するも防御率は6点台と課題を残しました。新天地で開花し2020年は40試合登板しローテーションの柱としてチームを支えました。
小島 和哉
(2020年成績:登板数20、防御率3.73、勝利7、敗戦8、奪三振83)
2018年にドラフト3位で入団。プロ1年目から1軍登板を果たしプロ初勝利を挙げています。2020年のシーズンはローテーションの一角となり1年目は10試合の登板でしたが、倍の20試合に登板しました。7勝8敗と負け越してしまいましたが、1軍でも通用するピッチングを見せてくれたと思います。2021年のシーズンは2桁勝利を目指して頑張ってほしいです。
和田 康士郎
(2020年成績:打率.203、安打12、本塁打0、盗塁24)
2017年に育成ドラフト1位で入団。高校の時は陸上部で高校野球は経験していないと異例の経歴を持つ選手です。野球の事が諦めきれず、独立リーグで頑張り、ロッテに入団した苦労人でもあります。俊足が持ち味で守備範囲も広いです。2020年の春に支配下登録を獲得し、1軍デビューも果たしました。2020年のシーズンは主に代走として出場しリーグ3位の盗塁数も記録しました。2021年のシーズンは足を使った打撃にも期待したいですね!
安田 尚憲
(2020年成績:打率.221、安打87、本塁打6、盗塁2)
2017年にドラフト1位で入団しました。長打力が持ち味の選手です。2019年の2軍成績として19本塁打、82打点と2冠獲得しています。井口監督からも期待が強く2021年のシーズンは主に4番として試合に出場しました。あまり打てない時期でも4番を変えることなく試合に出続けました。それだけ期待している選手という事ですね。初の規定打率にも到達し、2021年のシーズンは更なる活躍を期待できる選手ですね!
投打ともに若手の活躍が見られた2020年のシーズンだと思いました。若手の奮闘が見られなかったら、2位という成績もなかったと思います。
2021年の注目選手・ブレイク候補選手を考えたので紹介したいと思います。投手・野手で分けました!
2021年注目選手・ブレイク選手
投手
①鈴木 昭汰
(2020年ドラフト1位)
②佐々木 朗希
(2020年1軍出場なし)
③成田 翔
(2020年成績:登板数3、防御率18.00、勝利0、敗戦0、奪三振3)
野手
①佐藤 都志也
(2020年成績:打率.228、安打26、本塁打2、盗塁0)
②藤原 恭大
(2020年成績:打率.260、安打25、本塁打3、盗塁4)
③平沢 大河
(2020年成績:1軍出場なし)
おわりに
若手の選手がより一層活躍をすればパリーグ優勝も見えてきそうですね!!
2021年のロッテに期待しましょう!
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